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KI-PX100とKI-NP100の違いは何?機能と性能を比較レビュー♪

家電
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今回は臭いやほこり、ウィルスに対して効果的な空気清浄機の紹介です。

以前はインフルエンザ、風邪対策としてが多かったのですが、今はコロナもあり空気をキレイにしたいという需要がとても多いです。

その中でも、シャープの空気清浄機は毎年よく売れる人気商品。

プラズマクラスターの性能も上がっており、私は家電量販店で勤務しているのですが、お店でも問い合わせはよく受けます。

今回はシャープ空気清浄機の上位機種「KI-PX100」と「KI-NP100」の違いを確認していきましょう。

この記事を読むとわかる事
  • KI-PX100とKI-NP100の違い
  • KI-PX100とKI-NP100の共通点
  • KI-PX100がおすすめな人
  • KI-NP100がおすすめな人
某量販店で家電販売歴15年以上のあきちです。
家電アドバイザーという資格も持ってますよ。3児のパパ。ゲーマー。
興味を持った家電製品の紹介、感想などを伝えてます。
家電に全く関係ない事や、欲しいものも書いてるよ!

KI-PX100とKI-NP100の違い

それでは早速KI-PX100とKI-NX100の違いを確認していきましょう。

KI-PX100とKI-NP100の価格の違い

まずは二つの商品の価格の違いです。

KI-PX100KI-NP100
2022年9月現在約96,000円約60,000円

KI-NP100は発売して年数もたっているため、価格の差が大きくなっています。

KI-PX100の発売日・・・2022年1月14日

KI-NP100の発売日・・・2020年9月3日

KI-PX100はKI-NP100の後継機です。

KI-PX100がKI-NP100より新しい機種という事です。

KI-PX100とKI-NP100の外観の違い

大きな変化はありませんが、見た目は変わってます。

まずはKI-PX100

そして次にKI-PX100です

※画像はAmazonのリンクです。

上部のパネル、風を出す吹き出し口の形状が変わってます。

本体のサイズと重さの違い

サイズと重さ新型KI-PX100旧型KI-NP100
サイズ幅427㎜×奥行345㎜×高さ700㎜幅427㎜×奥行371㎜×高さ738㎜
重さ約16㎏約17㎏

KI-PX100が1㎏軽くなってますし、サイズもコンパクトになってます。

掃除するためなどによく動かす方は軽くて場所を取らないKI-PX100がおすすめですね。

操作パネルの違い

どちらの商品も使いやすいタッチパネル採用です。

操作部も見やすく作られてますが、KI-NP100は操作部とは別に「きれいモニター」「PM2.5モニター」「ほこりモニター」「においモニター」とお部屋の情報がわかりやすくたくさん表示されます。

後発のKI-PX100ですが、操作部と先ほどの各種モニターはもっとシンプルにまとめられており、若干表示が小さくなってます。

KI-PX100のきれいモニターは、お部屋のほこり、においの状況を総合的に判断しランプの点滅で汚れているかキレイかお知らせしてくれます。

KI-PX100はPM2.5の濃度など表示部が少し小さくなってますので、見やすい表示がいい方はKI-NP100ですね。

気流制御の違い

吹き出し口の形状も変わってます。

型落ちのKI-NP100には、風を送り込む吹き出し口が前と後ろの2か所です。

KI-NP100は前後の吹き出し口を使って、ワイドスピード循環気流を行います。

KI-PX100は吹き出し口が後ろだけです。

KI-PX100は後ろからの吹き出し口を使って、スピード循環気流を行います。

名前だけだと難しいですがどちらも、吹き出し口から風をしっかり送りこみほこりなどを引き寄せ、本体背面の広い面積で汚れた空気を吸込みます。
それを繰り返すことで、お部屋全体の空気をキレイにしてくれます。

KI-PX100にはワイドがつきません。新しい機種のKI-PX100が劣っているように見えますが、KI-PX100のルーバーが優秀になっており3方向気流制御ルーバーがついてます。ルーバー可動域が広くなり、より広範囲に気流を送れるようになってます。

8畳の部屋の清浄時間新型KI-PX100旧型KI-NP100
加湿空気清浄運転時約8分約7分
空気清浄運転時約6分約6分

加湿空気清浄時だけですが、部屋の空気清浄時間は型落ちののKI-NP100が少し早いようです。

部屋がより広くなると、空気清浄時間もより差が出てきます。

少しでも早く空気をキレイにしたい方は型落ちモデルを選びましょう。

KI-PX100とKI-NP100のモードの違い

KI-NP100についていた2つのモードがKI-PX100では無くなってます。

  • パワフルショット運転

パワフルショット運転は、前方の吹き出し口から集中的にプラズマクラスターイオンを放出する運転です。

外から帰ってきた服についている臭いや花粉が気になる方は、ハンガーにかけた衣服に直接風が当たるようにしましょう。夕飯のあとなど、ソファーの臭いが気になったら、空気清浄機をソファーの前に持っていき、パワフルショット運転の風を当てる事で素早く消臭、除菌できます。

  • 掃除アシスト運転

お部屋の掃除をした後は、掃除機の気流などでほこりが舞い上がった状態になります。そのほこりが床に落ちてしまったら、せっかく掃除した気になっていてもまたホコリがついてしまいます。
それを掃除して、またホコリが舞い上がって…。
掃除アシスト運転を使うと、そのような舞い上がってしまったホコリを効率的にきれいにしてくれるので、お部屋の掃除がより効率的です。

KI-PX100で追加されたモードがあります。

  • 飛沫粒子モード運転

最初の10分間は強めの気流を天井方向に向かわせ、その後気流を循環させ吸い込みます。

くしゃみした後やしゃべった後の飛沫は、天井付近でよどみやすい傾向があります。そんな状況が気になったら飛沫粒子モードをONにするだけで、気になる飛沫を効率よくキャッチしてくれます。
今のコロナ禍の中は、特にしゃべった後の飛沫なんかは気になるところ。
このモードがあれば安心してきれいな環境で生活できますね。

KI-PX100とKI-NP100の加湿能力の違い

KI-PX100が加湿能力は強化されてます。

新型KI-PX100旧型KI-NP100
加湿量1000ml/h930ml/h
1時間あたりの電気代約1.9円
強モード
約1.8円
ターボモード

KI-PX100は加湿フィルターが二層構造になってます。

デメリットとして、加湿フィルターの単体の価格が800円ほど高くなってます。
しかし加湿フィルターの交換は、すごい臭いがついたなど無ければ、10年に1回の交換でOKです。

風が加湿フィルターを2回通ることになるので、より多くの水分を放出します。

KI-PX100は加湿をONにすることにより、本体内部の風の通り道を切り替えます。たくさんの風が加湿フィルターの方へ行くよう切り替えてくれるので、より加湿された空気を放出。

フィルターの二層構造、加湿フィルターに効率的に風を送る機能により、家庭用加湿空気清浄機としてはトップクラスの加湿量を実現できています。

のどがよく乾燥して咳が出る、乾燥でのどが痛いなど乾燥に弱い方には必須のアイテムですね。

KI-PX100とKI-NP100のセンサーの違い

搭載されているセンサーにも違いが出てます。

搭載されているセンサー新型KI-PX100旧型KI-NP100
ホコリセンサー
ニオイセンサー
温度センサー
湿度センサー
照度センサー
人感センサー×

新しい機種のKI-PX100は人感センサーが減っております。

KI-NP100は人感センサーがあることによって、家事をしていたり人の動きが多い時の運転、人の動きが無い時の運転と細かい調整をしてくれます。

KI-PX100はスマートフォンの位置情報で外出しているかどうかを判断してくれます。外出中にしっかり空気をキレイにしておいてくれます。

アプリを活用する方はKI-PX100が便利ですね。

KI-PX100はCOCORO VOICEで楽しく使える

KI-PX100はシャープが提供するCOCORO VOICE対応です。

対応する商品だけですが、運転開始時の音声などを新しく追加する事ができます。

関西弁にすることができたり、英語にすることもできたりバリエーションがあります。

その中に声優の梶裕貴さんの音声を収録されているバージョンもありますよ♪

COCORO VOICEで音声を追加するのは有料ですが、アニメ好きな方で梶裕貴さんが好きな方は是非試してほしいですね。
ウィルスを駆逐してくれるかも…

KI-PX100とKI-NP100の違いのまとめ

新型KI-PX100旧型KI-NP100
発売日2022年1月14日2020年9月3日
本体サイズ幅427㎜×奥行345㎜×高さ700㎜幅427㎜×奥行371㎜×高さ738㎜
重さ約16㎏約17㎏
吹き出し口後ろのみ前と後ろ
パワフルショット運転×
掃除アシスト運転×
飛沫粒子モード運転×
加湿量1000ml/h930ml/h
人感センサー×
COCORO VOICE×

KI-PX100とKI-NP100共通の機能

違いを確認したところで、次は共通の機能を見ていきます。

浄化方式プラズマクラスターNEXT 空中浄化&フィルター浄化
プラズマクラスター適用床面積約23畳(約38㎡)
加湿方式気化方式
給水タンク容量約4.3L
電源コード長さ約2m
フィルター静電HEPAフィルター(交換目安:約10年)
ガスもと~る脱臭フィルター(交換目安:約10年)
抗菌・防カビホコリブロックプレフィルター
参照元:シャープ公式

プラズマクラスターNEXT搭載

プラズマクラスターの最上位版、プラズマクラスターNEXTが搭載されてます。

下位クラスのプラズマクラスター7000では浮遊菌、浮遊カビ菌やたばこや汗の臭いに対してはしっかり抑制してくれます。

その上の25000ではドアノブなどについている付着菌や、服についている付着花粉にも力を発揮してくれます。

しかし、今回紹介しているKI-PX100とKI-NP100にはプラズマクラスターNEXTが搭載されてます。

浮遊菌、付着菌にはもちろん効果を出してくれますし、付着した臭いの原因菌、ペットの皮膚の菌、付着した排せつ物臭にまで効果有りな優れモノです。

3つの高性能フィルターで空気をきれいに

シャープの空気清浄機は背面から吸気します。

背面からホコリをブロックするプレフィルターを通ります。

その後に脱臭フィルターを通り、3番目に静電HEPAフィルターを通り空気をしっかり濾過していきます。

脱臭フィルターは「ガスもと~る脱臭フィルター」という名前ですが、その名の通り有毒ガスも低減するぐらいのフィルターです。焼き魚などの料理臭もしっかり分解・脱臭してくれます。

個人的には家の中で焼き肉なんかやっちゃう派なので、においの低減はとても重宝しますね。

フィルター自動掃除つき

先ほどホコリをブロックしてくれるホコリブロックプレフィルターですが、なんと自動掃除機能がついてます。ついたホコリをブラシで掃除し、抗菌ダストボックスに溜めてくれます。

もちろんダストボックスは水洗いOKです。掃除ブラシも水洗いできます。清潔な状態を保てます。

ダストボックスのお手入れ時期も音声で知らせてくれ、抜かりないです。

フィルター自動掃除って聞くとエアコンを思いつく方が多いですよね。最近はシャープのドラム洗濯機の乾燥フィルターにも掃除機能がついており、ますますお手入れが楽になっていきますね。

Ag⁺イオンカートリッジで加湿もきれいに

加湿の時に水をためるタンク、水が溜まるトレーってぬめりや臭いがきになりませんか?

しかもその水を使って加湿するので、せっかく空気をキレイにしたいのに汚い水分をまき散らかしたくないですよね。

シャープの加湿空気清浄機は、タンクのキャップにとりつけるだけの「Ag⁺イオンカートリッジ」でぬめりなんかの原因菌を抑制してくれます。

Ag⁺イオンカートリッジは1年に1回の交換できれいさを継続することができますよ。

ハンドル付き給水タンクで給水も楽

給水タンクに水を入れるときは、昔の機種はとても入れにくいと思っていました。

今回紹介したKI-PX100とKI-NP100の給水タンクは、ハンドル部がスタンドになり自立可能です。

水道の蛇口の下に置けばらくらく水入れ可能です。

ハンドル付きで自立するので、給水もお手入れも簡単にできます。

COCORO AIRで賢い空気浄化を

シャープのクラウドにある人工知能とつないで、様々な便利機能を提供してくれるサービスがCOCORO AIRです。

利用している地域の花粉量が多ければ花粉運転にしてくれたり、温度、湿度によって自動で最適な運転をしてくれたりと、よりその利用している人の環境、利用している人の生活スタイルに合わせた運転をしてくれます。

お休み運転をよく使う時間をAIが学習し、その時間帯には自動でおやすみ運転に切り替えてくれたりと学習していき、より便利になっていきます。

ストッパー付きキャスターで移動もラクラク

KI-PX100もKI-NP100も重たいです。どちらも16㎏はあります。

1.5Lのペットボトル10本で15㎏です。それより重いです。高さも70cm以上となかなか大きいです。

掃除機かける時など、動かすのがめんどーだと空気清浄機の下だけ汚いなんて事態におちいってしまうかも。

キャスターがついていれば楽に動かせて、掃除機も楽にかけれますよ。

ストッパーもついているので普段置く位置にはしっかり固定できるので安心です。

シャープ加湿空気清浄機の注意点

使用する際の注意もあります。

設置スペース

少し上にも書きましたが、なかなか本体は大きいです。

なのでしっかりと設置する場所の確認はしておきましょう。

背面から吸引するので、壁にぴったりひっつけての設置はダメです。

でも後ろは3cm空いていればOKです。

上も60cmの空間は必要です。しっかりと本来の力を発揮してくれるよう置く場所も気を付けたいですね。

加湿する時の臭い

加湿空気清浄機の近くで焼き肉などを行っていると、その焼き肉などの臭いを空気清浄機が吸い込みます。するとその臭いが加湿フィルターについちゃう事があります。それにより、加湿運転の際に、ついた臭いが一緒に出てきてしまい、なんか臭う、なんて事になります。

そんな時は加湿フィルターは水洗いするなどしないと解消されません。

プラズマクラスター発生ユニットも交換タイミングではちゃんと交換しないと力を発揮してくれません。

毎日するようなメンテナンスではありませんので、タイミングを見てちゃんとメンテナンスしてあげてくださいね。

KI-PX100とKI-NX100はどんな人におすすめ?

どのような方におすすめか紹介します。

KI-PX100がおすすめな人

加湿を重視する方は間違いなくこちらのKI-PX100ですね。

  • 加湿重視な方
  • スマホアプリとしっかり連携し利用する
  • 飛沫は早めにキレイにしたい

加湿が強くなった、飛沫粒子モード搭載はこの機種の売りですね。

そこを気にする方はKI-PX100がおすすめです。

KI-NP100がおすすめな人

性能は十分で価格重視な方はこちらのKI-NP100がおすすめです。

  • 2022年執筆時だと価格が安い
  • 空気清浄機能はトップクラス
  • パワフルショットで集中して消臭、除菌したいときがある

KI-NP100は2020年の商品という事もあり、とてもお買い得です。

電気屋さん店頭ではほとんど在庫が無く購入は難しいです。
むしろまだ買えて、この価格ってのが販売員としてはびっくりでした。
リアル店舗では、型落ち商品ははすぐに無くなってしまいがちです。

空気清浄機能、加湿機能は高い水準の商品ですので、機能的に全く問題なくコスパの高い商品です。

KI-PX100とKI-NP100の違いは何?価格と性能を比較レビュー♪まとめ

KI-PX100とKI-NP100の違いについてご紹介しました。

KI-PX100は加湿量アップや飛沫粒子モードでよくなっている部分はあります。

しかし型落ち商品のKI-NP100にしかないパワフルショットがあり、集中的に臭いのケアをしたい方にはおすすめな機能です。
空気清浄機能もKI-PX100と比べても全く見劣りせず、むしろ早く部屋の空気をキレイにしてくれます。

コストパフォーマンスを重視する方は、KI-NP100をチェックしてみてはいかがでしょうか?

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