ウェスカーが出るよ!
ってぐらいの前知識だけでドラマ版バイオハザードを全話見ました。
ウィルスのまん延により、世界が終末を迎えて十数年。ジェイド・ウェスカーは凶暴な感染者をかわしながら、この大惨事を招いた責任者たちに鉄槌(てっつい)を下すと心に誓う。
引用元:NETFLIX
ゲームの世界から少し未来のお話。
二人のウェスカー姉妹の物語を2022年パートと2036年パートで交互に描かれてます。
2022年パート
まだ世界崩壊前の世界。ニューラクーンシティーに引っ越してきたジェイド・ウェスカーとビリー・ウェスカー姉妹。平和な学園生活を送っていたが、そこからアンブレラの裏の顔、父アルバート・ウェスカーの正体を知る。優しいウェスカーが出てくるよ。
2036年パート
世界崩壊後の世界。ジェイド・ウェスカーはアンブレラからの追跡をかわしながら、ゼロ(ゾンビ)を研究し娘のために世界を変える事に取り組む。アンブレラのバクスターさんが意外とイケメン。
筆者はナンバリングのゲーム版のバイオハザードのナンバリングタイトルは全てプレイ済み。
実写映画は見てないです。CG作品はほぼ見てますが、うろ覚え…
そのレベルのバイオハザードファンである私がネタバレ含む感想を記載していきます!
まだ見てない方は要注意を。
まぁでもこのブログのPVは0だけどね!
全話見ての感想
結論から言うと私は非常に楽しめました。私も嫁も先の内容が気になって一気に見てしまいました。
ストーリーに関しても、ウェスカー役の方の演技、原作の内容も組み込まれた世界観、途中でがんばるデブのアンブレラの人。恐ろしいリッカー。見終わった後も次の話早く作られないかなぁって思ってた。
個人的には原作の延長線上の世界って作りに好感持てました。
1998年にラクーンシティの核爆破だったり、リメイク版のバイオハザード1でめっちゃ怖かったリサ・トレヴァーが出てきたり。
でもタイラントを次回までに引っ張ったのが残念。暴れる姿を見たかった~。
それとバリーって名の人がゾンビになってた。まさかバリーバートンではないよね?違うよね?
びっくり要素もあったり、バイオっぽい謎解き要素っぽいのもあったりでニヤニヤしながら観賞。
これはきっと原作好きな方は、同じくニヤニヤしながら観てるんだろうなぁって思ってた。
そう。この時までは。
そして私は見た。
ほかの人たちの感想を。
溢れんばかりの憎しみの怨嗟を。
バイオハザードを名乗るな!っと言わんばかりのクレーム。いや言ってた。
社長同性愛要素とかいらないし、主人公たちの行動がアホすぎるとか。
なんなら1話で離脱とか。
だれがこのドラマにOKサインをだしたのか、とか。
このドラマの売りであろう二つの時間が行きかうような演出が、逆に店舗悪くする、とか。
主人公の行動がアホすぎてドリフの音楽が似合うって感想が一番面白かった。
そして海外の方も同じようなひどい評価。
それはそれは低評価。
でも確かに、「んなバカな」って思うシーンはいっぱいあったよ。もっと考えなよ!とか、そうしたらそらそうなるよ!とか。でも私はこの主人公はおバカさんだなぁって気持ちで見てた。きっと行動力がありすぎていろいろ考える前に行動してしまうんだ。元気だ。
録音した声だけで開くアンブレラのガバガバセキュリティも「こんな事態を想定できないからダメな企業なんだなぁ」とか。
アンブレラの女社長さんの結婚相手が女性だったり、主人公の一人がビーガンだったり、いろんな人ががんばってる世界なんだなぁ。ぐらいの認識。
アルバート・ウェスカーは、黒人のこの俳優さんの演技力がよかったからこの人なんだろうなぁ、とか。いやしかし、演技とかよくわからん筆者だが、こと人の鬼気迫る感じはすごいかっこよかった。でも途中で少し出てくる本家ウェスカーのコスプレした感じがださかった。
主人公がいろいろ馬鹿な事やっちゃうのも「おっちょこちょいだなぁ」とか。
いろんな人の評価を見て、自分はほんと、いろいろ考えているようで何も考えずに生活してるんだなぁってしみじみ思いましたよ。
ポリコレ配慮がひどいなどの感想もよく目につきました。
ゲームの「Last of us PartⅡ」もクリアした後にめっちゃおもろかった!って思って感想を見たら、まぁポリコレポリコレと酷評が多くてびっくりした事を思い出した。
そして再度思った。
きっとなんでも楽しめるおいらは人生得しているのでは!?と。
これ超つなんねぇ8時間ぐらい人生無駄にした!!って思うよりも、「あ~面白かった!」って思う方がいいじゃん?
知らない方のためのバイオハザード(ゲーム)
もともとは初代プレイステーションで発売されたホラーゲーム。
当時は中学生だったかな?友達の家でリアルなゾンビが襲ってくる映像をみて戦慄した。
こんなゾンビっぽい動きをしたものが襲ってくるのか!こりゃ怖い!って。
そしてすぐ買った。
有限である銃の弾丸数、アイテムを持ち運べる量の限界だったり謎解きだったりと、知恵と勇気を使って先に進むゲームです。
ゾンビだけではなくハンターっていう緑のピョコピョコ動く生物兵器が嫌いだったなぁ。よく首を刈られたなぁ。
現在ナンバリングタイトルは8である「バイオハザード ヴィレッジ」が最新です。
すべてのナンバリングは繋がりがあり、最新作でアンブレラのルーツが明かされたりと、世界観もしっかり作られており創作物として面白いです。
最新作と7ではFPS視点となり、より恐怖感が増してます。7はPSVR版をやったのですが、目の前にめっちゃ怖い顔した女の人がいきなり現れた時に、VRゴーグル外した。
だって…想像してみ?目の前に包丁持った女の人がすごい怖い顔して立ってるのよ!
怖いよ!そら逃げ出すよ!
アクション要素が強い5、6などいろいろなゲーム性が楽しめるのもこのシリーズの魅力だと思います。
ゲーム版との繋がりを感じる場面
- 1998年にラクーンシティ爆破の言及
- ウェスカーが火山で死んでいるって言及
- 研究の映像でリサ・トレヴァーが出てくる
- ウィリアム・バーキンの事
- ゾンビだけでなく、リッカー、クモ、ワニ、ケルベロス
- ピアノの謎解きの曲が「月光」
- ラストに名前が出るエイダ
リッカーが出ますね。序盤には出てこないですが、リッカー達が暴れる様はよくできてるし、再現性も高かったと思う!
他にもあると思いますが、気づいたのはそんな感じです。
アンブレラの社長の名前がエヴリンだったけど、バイオハザード7のエヴリンと関係あるのか?
ドラマ版バイオハザードの時系列
タイトル | 西暦(ゲーム内) | 概要 |
バイオハザード0 | 1998年7月24日 | レベッカ活躍。1の前日譚 |
バイオハザード | 1998年7月24日 | 洋館事件 怖い |
バイオハザード2 | 1998年9月29日 | ラクーンシティ感染 |
バイオハザード3 | 1998年9月28日 | 2と平行 ラクーン爆散 |
バイオハザード4 | 2004年 | レオン活躍 ゾンビじゃない |
バイオハザード5 | 2009年 | 砂漠でゾンビいっぱい |
バイオハザード6 | 2013年 | ウェスカーの息子のジェイク出るよ |
バイオハザード7 | 2017年7月19日 | 一般人主人公 怖すぎ |
バイオハザード ヴィレッジ | 2021年2月9日 | 7の続き アクション寄り |
ドラマ版 バイオハザード | 2022年と2036年 | ヴィレッジの後?? |
ナンバリングのみです。
7の時はアンブレラはネオアンブレラになってたから、このドラマのアンブレラは頑張って復活したのか?
それともその辺はオリジナル展開で行くのか。
ドラマ版バイオハザードの2期目はあるのか
監督の方の意欲はあるようです。
このまま続けばバイオハザード7との繋がりもあるとか、ドミトレスク夫人を出したいとか。
ぜひ頑張ってほしいです。
どうか!
ぜひ!
でも!!
評価低いからダメかなぁ
もしかしたら出ないかもです。
そしたらバイオハザードの名前した別のお話って思ったがいいかもですね。
※2022年8/28追記
残念ながら打ち切りです。はい。予想通りです。嫁も叫んでました。
まとめ
このドラマがおすすめな人
- バイオハザードの世界を隅々まで知りたい
- ウェスカーが好きだった
- 原作と違う!とかあまり気にならない
- ポリコレが~とかあまり気にならない
このドラマがおすすめじゃない人
- 原作の世界観を壊されたくない人
- 周りの評価が低い作品を見たくない人
- バイオハザードに興味がない
- しっかりした主人公が好き!
以上、自分なりの感想でした。
私はこの作品好きなんだけどなぁ
次は無いのかぁ。正史として作ってたのになぁ。残念!!
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