外付けHDDもいろいろなメーカーから発売されてます。
SSDがメジャーになってきてますが、大容量のデータを安価に残すのならまだまだHDDは現役です。
データ保存用やTV番組録画用に外付けHDDは必需品です。
そんな中、UnionSineというメーカーの外付けHDDがお買い得で、売れ行きもいいようでした。
聞いたことがないメーカーだったので気になるところ。
そんなUnionsineの外付けHDDを紹介していきます。
家電アドバイザーという資格も持ってますよ。3児のパパ。ゲーマー。
興味を持った家電製品の紹介、感想などを伝えてます。
家電に全く関係ない事や、欲しいものも書いてるよ!
UnionSineはどこの国?
どうやら中国のブランドのようです。
公式サイトなどもなく、具体的な情報がほぼありません。
Amazonで販売業者を調べてみたところ、「广东省龙岗区深圳市长江大厦206吉华街道水径社区吉华路254号」が住所です。読めませんが、広東省ですね。
でも今は中国ブランドでいい商品もたくさんあります。
これから成長していく企業の可能性もありますね。
Unionsine外付けHDDの評判
次にどのような評判だったか確認していきましょう。
UnionSineの悪い評判
外付けHDDという事もあって、認識しない、すぐに使えなくなるといった口コミが多くあります。
テレビ、ゲーム機、パソコン、どの商品でも最初から使えないといったものや、数カ月でエラーがでるなど様々です。
これは正直どのHDDでもあてはまるので難しい所です。
基本的に1つのHDDに全てのデータを保存することは避けましょう。
消えてもいいデータなら大丈夫ですが、家族の写真、仕事で使う書類などが消えてしまったらかなり大変です。
データ復旧のソフトだったり、データ復旧サービスもありますが、内容によってはかなり高額になります。
HDDを2つ使って保存していく、パソコンとHDDに保存していくなど、2重3重の対策をしていきましょう。
UnionSineの良い評判
良い評判はちゃんと使えてます、というのが多いですね。
HDDなので当たり前と言えば当たり前です。しかし、あまり聞いたことが無いメーカーだけど、お買い得だったので心配だけど買ってみた、という方が多いのではないでしょうか。
心配しながらも接続してみたら使えたらホッとした、という気持ちはわかります。
UnionSineの外付けHDDはカラーバリエーションが「グレー」「ピンク」「ブラック」「ブルー」と4色あり、デザイン、カラーでの高評価もありました。
日頃利用するものなので、見た目にこだわる方にとっては大事な要素ですね。
UnionSineの外付けHDDの機能と性能
UnionSineの外付けHDDのスペックです。
メーカー | UnionSine |
サイズ | 奥行115.8mm×幅80mm×厚さ12.7mm |
フォームファクタ | 2.5インチ |
容量 | 160GB・250GB・320GB・500GB・1TB・2TB |
重量 | 約220g |
色バリエーション | グレー・ブラック・ピンク・ブルー |
HDD種類 | ポータブル外付けHDD |
インターフェース | USB3.0 |
回転数 | 5400rpm |
持ち運びに便利なポータブルタイプです。
ACアダプターを利用しないバスパワーというタイプです。
薄くて軽いので、ノートパソコンと一緒に持ち運んだりと持ち運びは簡単です。
テレビ番組録画用としても利用できます。据え置き型と比べてもコンパクトなので、テレビの近くに設置しても目立ちにくいですね。
カラーバリエーションが4種類あり、いろいろな人の選択肢になります。
明るい色が好きな方はピンク、ブルーを、テレビ録画用で目立たない色がいい方はブラック、グレーがおすすめです。
UnionSineの外付けHDDがおすすめではない人
UnionSineのHDDは長期保存用や、家族やイベントの写真など大事なデータの保存用としてはおすすめしません。
お買い得なHDDはやっぱりエラーが起きてうまく使えない、認識しない、何てことが比較的多いですね。
価格が安いHDDは、なぜ安くできているのかと言われると、使われている部品の品質があまり良くない可能性があります。
日本メーカーのHDDは、購入後ダウンロードして利用できるソフトの違い、データの保証の違いなどが価格の差に出てくることもあります。
今回紹介しているUnionSineは特にソフトのサービス、サポートがあるわけではもちろんありませんが、それを加味しても価格が安いです。
そう考えると、部品の品質が少し落ちるHDDを調達して組み立てているのかなぁ、と思ってしまいますね。
UnionSineの外付けHDDがおすすめな人
UnionSineのHDDがどんな人におすすめか解説していきます。
気軽に扱えるデータを使う
どんな方におすすめなの?と言われると、大事なデータの保存用じゃない人ですね。
テレビ番組の録画なんかは、人によりますが写真ほど大事ではないかと思われます。
今はテレビ番組もTVerだったりHuluだったりと便利なサービスがいろいろあります。
ネット環境が無く、録画した番組が大事!という方は少しでも不具合の確率が低い、別のメジャーなメーカーにしましょう。
パソコン内のデータ整理やパソコン買い換える時のデータの一時的な避難先など、長期保存用では無い方にとってはコストパフォーマンスがいい製品です。
ゲームのインストール用にもおすすめ
ゲームによっても相性がいい場合があります。
かなり画質に力を入れているゲームは動作がサクサクなSSDがおすすめですが、ちょっとやってみようかな程度のゲームにはもってこいです。
最近はEpicGamesというゲーム配信のプラットフォームが、かなりの高頻度でゲームの無料プレゼントを行ってます。
無料で入手はできますが、ダウンロードするにはかなりのデータ量が必要です。ゲームによっては100GBを超えるソフトもあるのでびっくりです。
そんな時はお買い得なHDDが活躍してくれます。容量気にせずじゃんじゃんとりあえずインストールしておこう、という事ができますね。
しかもゲームは、もし消えてしまったとしても購入したプラットフォームからいつでも再ダウンロード可能です。セーブデータもクラウドでバックアップできたりしますので、HDDにトラブルが起きても後からなんとかなります。
どの外付けHDDを選べば安心?
用途によって変わってきますので一概には難しいです。
新しいから壊れにくい、古い商品だから壊れやすい、何てこともありません。
外付けHDDが壊れた!と店頭に持ち込んでこられたものが10年前に買った、という事だってあります。
筆者は家電販売を15年以上行ってますので、家電販売員として店頭で経験してきたことを踏まえて考えていきます。
ポータブルHDDより据え置き型HDD
持ち運びしないなら圧倒的に据え置き型HDDがおすすめです。USBケーブルでつなぐだけでなく、別途コンセントに電源をさして利用するモデルです。
どちらかというと、今回紹介したUnionSineのHDDのようにポータブルタイプの方がトラブルは多いです。電源が入らない、パソコンで認識されない、という内容でよく問い合わせ受けます。
もっと単純に、持ち運んでいる時に落とす、なんて事も据え置き型に比べれば多いです。軽いから落としてもそんなにダメージ無さそうですが、精密機械の塊ですのでダメです。
長期保存で考えれば据え置き型がおすすめです。
メジャーなメーカーを選ぶ
バッファロー、IOデータ、エレコムとよく聞くメーカーの製品が不具合の確率は低くなります。
もちろんこれも製造された時の状況で変わりますので、絶対ではありません。少しでも不具合の確率を下げるといった意味合いです。
価格は高く感じる事が多いですが、そのような商品は部品の品質もいい場合があります。
長く利用するつもりならよく聞くブランドを選びましょう。
容量はできれば少なめで
ここ最近はHDDの容量が大きくなりコストパフォーマンスはかなり良くなってます。
6TBのHDDが1万円ぐらいで販売されることもあります。
でも据え置き型で2TBが1万円ぐらいなんて事もあります。
価格から考えれば容量が大きいタイプがお買い得です。でも容量が大きいが故のデメリットもあります。
大容量のHDDはその分部品の点数が増え、故障するであろう部分の数が増えます。故障率のアップにつながります。もちろん環境により様々なので、ここも一概には言えませんが、少しでも故障率を下げるのであれば、自分が利用しない無駄な大容量を選ぶのは控えた方がいいです。
もう一つ大容量だと困ることは、壊れた際のデータを失う量です。1TBのデータを失う事と6TBのデータを失う事では心のダメージにかなりの差があります。
もちろんHDDをたくさん置くのは物理的にも邪魔ですし、散らかってしまうので個人の環境によっては厳しいかと思いますが、故障率を下げるという点、データが消えてしまった場合のダメージを考えると、容量は少なめがおすすめです。
大事なデータをより安全に保管するミラーリング
仕事などの都合上や、動画の保存などで大容量のHDDが必要な事もあります。価格は上がりますが、ミラーリングという機能を使ってより安心して使う方法もあります。
1つの箱に2つのHDDが入っており、その2つに同じデータを自動で保存していく方法です。
どちらか一方が壊れても、もうどちらか一方が残っているので、完全にデータが消えることを防いでくれます。
しかし欠点もあり、ミラーリングは間違えて自分で消してしまえば、もう片方も消えてしまいます。
例えばAというデータをミラーリングして2つのHDDに入っていた場合、片方のAのデータを誤って削除してしまうと両方のHDDからデータが消えてしまう事になります。
2つのHDDを同じ内容にしようとするので注意が必要です。
絶対大丈夫なHDDは無い
日本メーカーのHDDであれ、価格が高く高品質なHDDでも絶対に壊れない、という事はありません。
では、大事なデータを守るためにどうすればいいのか。
上の方でも少し記載してますが、一番いいのは複数のHDDを活用し、アナログでデータをバックアップしていく方法です。
例えば大事な写真のデータは、AのHDDとBのHDD両方に保存していきます。
間違ってAのHDDに入れた写真を消してしまっても、BのHDDにも入っているので問題ありません。
私も消えたらまずい家族の写真などは、パソコン内部の内蔵HDDと外付けHDDと2重に保存してます。仕事の時でも、データが無くなって困ったという方をたくさん見ているので、基本的にストレージは信用していません。
複数台のHDDを揃えるのがコスト的に難しいのであれば、今回紹介したUnionsineのポータブルHDDのように買いやすいモデルを複数揃える、という選択肢もありますね。
品質に不安があっても、複数揃えれば同時に不具合が起こる事はそうそう無いはずです。
データが消えても大丈夫な準備をして利用する、という前提で購入すればトラブルが起きた時にもすぐに対処できますね。
UnionSineはどこの国?UnionSineの外付けハードディスクの評判をチェック まとめ
今回はUnionSineのポータブルHDDの紹介でした。
HDDは利用する用途、どのようなデータを保存するのかをしっかり考え、自分が納得できる商品を選んで利用しましょう。
今回紹介したUnionSineのポータブルHDDは使い方次第ではコストパフォーマンスはとてもいい商品です。
テレビ番組録画など問題無く利用できてるという評判も多くありますので、気軽に保存するようなデータを扱うときにはおすすめです。
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